芸能人がニュースになることで毎度注目される逆流性食道炎。
若者にも逆流性食道炎になる人が増えてきて
小さな社会問題にもなってきています。
このページでわかること
逆流性食道炎とは
言葉ではよく聞くこともある逆流性食道炎。
では実際にどんな病気なのかをまとめてみました。
逆流性食道炎の症状とは
逆流性食道炎とはその名前の通りに胃から食道にかけて胃酸が逆流し炎症を起こす病気です。
その代表的な症状としては
- 胸焼け
- 胸の痛み
- 喉に違和感
- 喉が痛い
- 喘息
などがあげられます。
上記の症状が見られたからと言って逆流性食道炎であると断言はできません。
ですが、早めに医師に相談しましょう。
逆流性食道炎になりやすい人の特徴
逆流性食道炎になりやすい人には特徴があります。
- 油っぽいものをよく食べる人
- 過食気味の人
- ストレスが溜まっている人
- 太っている人
- 腰の曲がっている人
上記の特徴に当てはまる人は注意が必要です。
生活習慣が乱れてる人は要注意ですね。
逆流性食道炎が起こる原因は?
逆流性食道炎が起こる原因は歳をとったり、食生活の乱れなどにより、食道下部括約筋のしまりが悪くなるからです。
胃酸が食道に逆流してしまうことで引き起こされます。
通常、食道には逆流してきた胃酸や食べ物などをストップする働きがあります。(蠕動運動)
しかし、その働きが低下することも原因の一つとされています。
逆流性食道炎の検査はどんなことをするの?
病院で行う逆流性食道炎の診断方法として、主に問診と内視鏡検査を行います。
問診
医師によりどのような自覚症状があるのか。
いつごろからかなど問われます。
気になる症状はすべて医師に相談しましょう。
内視鏡検査
内視鏡検査の中でも上部内視鏡検査を行います。
喉から内視鏡をいれて
該当箇所の炎症の程度を検査します。
他の悪性疾患でないかも
この検査で確認します。
逆流性食道炎の治療方法
逆流性食道炎の治療方法としては薬の服用で治すことができます。
数日間、薬を服用することでほとんどの人の自覚症状はなくなります。
しかし、自覚症状がなくなったからといって食道の粘膜の炎症が治ったわけではありません。
自分の判断で服用を中止するのは絶対にやめましょう。
逆流性食道炎の予防法とは
近年、逆流性食道炎にかかる人は多くなってきています。
逆流性食道炎は一度かかってしまうと
再発しやすい病気ですのでしっかりと予防することが大事となります。
しかし、その予防法として
日々の生活習慣・食生活に気をつける以外にはありません!
具体的には
- 普段から背筋を伸ばす
- お酒・タバコは控える
- 寝るときはお腹から頭にかけて高くする
- ベルトや下着で腹部を締め付けない
- なるべく重いものは持ち上げない
- 適度な運動を心がける
こうなります。
生活習慣を見直すことは逆流性食道炎以外の病気の予防にもつながります。
また、症状が進行する前に人間ドックなどの検査によって病気を自覚するというのも大事です。
めんどくさがらずにしっかりと検査を受けましょう。