5月29日午前10時頃に鹿児島県の口永良部島(くちのえらぶじま)の新竹が爆発的な噴火を起こしました。
気象庁が口永良部島の噴火警報を発表し、噴火警戒レベルを5に引き上げました。
今回は噴火警戒レベルとはなにか?どうすればよいのかを紹介していきます。
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噴火警戒レベルとは
噴火警戒レベルとは気象庁が発表している「とるべき防災対策」の指標です。
噴火警戒レベルは全5段階に分けられ、今回発表されたレベル5は
噴火警戒レベルの中でも最上位に位置します。
噴火警戒レベル5
噴火警戒レベル5は近隣の居住地域の住民に避難を促す段階です。
気象庁が指標としている火山状況としては
居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生、あるいは切迫している状態であると発表しています。
噴火警戒レベルが適応されている火山
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出典:気象庁
こちらは気象庁が発表している噴火警戒レベルが適応されている火山一覧です。
こうやってみると、結構多くの火山があり、また多く噴火警戒レベルが適応されている火山があるというのがわかると思います。
各火山の噴火警戒レベルはこちらから確認できます。
噴火警戒レベル5の火山
2015年5月29日現在、噴火警戒レベル5の火山は口永良部島のみです。
実は噴火警戒レベルが5に引き上げられたのは初めてです。
噴火の動画
実は口永良部島は2014年の8月にも噴火しています。
その動画がこちらです。
口永良部島の爆発的噴火について
口永良部島の爆発的噴火によって87人が島外に避難したようです。
噴火により、火砕流が発生し、海岸まで到達しました。
火口の西側に発生した割れ目から煙が活発に噴出し、
火山性地震も日に日に増加していたようで
火山活動は高まっていて注意が必要な状態にあり、警戒を続けていたようです。
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